【会山行】1月は烏帽子長根
2025年最初の会山行は
りんご三山からはじめたいねということで、
裏りんご三山ともいえる、平鹿町の最高峰、
烏帽子長根へ初トライ。
烏帽子長根スノーハイク概要
烏帽子長根は平鹿町から見れば
金峰山の後ろにあって、標高478.7m。
三角点がある。
手前の金峰山の標高が450mなので
28mほど高い。
見た目がだらりとして地味なのであまり
注目されないが実は平鹿町の最高峰だ。
出発前にぶらりと現れた貞吉さんいわく、
金峰山よりも古くからの信仰の歴史があるのだそうだ。
なんだかありがたみが増してきた。
8時30分すぎ出発、
10時40分 道満峠
11時40分 山頂(ランチ休憩)
14時30分 下山完了
のんびりペースで以上のコースタイム。
山スキーでも行ける。
烏帽子長根スノーハイクレポ
8時40分ごろ、明沢沼へ続く林道の
除雪終了点から出発。
ルートは除雪のない林道がりんご園をつっきって
伸びているので、それを使ってもいいのだが
何だかつまらないので、その横の尾根を行く。
振り返れば、横手盆地の雪景色。
今年は雪がそこそこあるものの
尾根の上は薮がややうるさいかも。
楽しいけど。
9時50分、
イボとり地蔵の祠。
シミとり地蔵とかあればいいのにと
会員から神様へ提案。
りんご園は最盛期の頃に比べると
後継者不足や、雪害の影響もあり
だいぶ縮小して景色はこざっぱりとしている。
ガスの向こうに金峰山が幻想的。
展望のよいルート。
道満峠をめざす。
無雪期はこの林道、通れるのか知らないが
迷うことのないルートである。
切り通しを抜けて道満峠。
夏は平鹿町から山内方面へ抜ける車が
ときどき通る。
この車道を少し進めば烏帽子長根の
尾根にとりつく。
昨年、烏帽子長根一帯は
ナラ枯れの皆伐があった。
殺伐とした風景もスノーマジックで美しく。
雪面にぽっかりと穴があり
周辺にはアニマルトレースが。
どなたかいらっしゃいますか。
金峰山の標高を越えて
見慣れた三角形を見下ろす景色。
奥には鳥海山も。
ナラ枯れ皆伐でたまたまできた
展望がすばらしくてなかなか進まない。
やがて、皆伐を逃れた森に入っていく。
緩やかな尾根の森は雰囲気があってよい。
ここにもナラがあるので
いつまでこのたおやかな森が見られるのか
わからないけれど。
山頂近く、なんと偶然にも
りんご三山友の会の副会長がひょっこりと。
・・・まあ、出発点に車があったから
どこかにいるとは思っていたが。
反対ルートから檄急登をスキーで登ってきたとのことで
疲弊していた。
三角点で記念写真。
ランチはツエルト設営して。
居心地良くてつい長居。
下山は副会長の来たルートを想定していたが
展望もなく急斜面だということで
展望のよい来た道を戻ることに。
道満峠を過ぎて除雪のない林道を。
奥には金峰山の三角形。
りんご園に出るとまるでゲレンデ。
開放感あるスノーランを楽しむ。
薮をショートカットして
14時30分、下山完了。
ゆっぷるで温まって帰ろう。