2025りんご三山クリーンアップ&ハイキング開催レポ

2025年7月6日(日)、第3回クリーンアップ活動を、りんご三山エリアの金峰山~男亀森を結ぶ道路沿いで行いました。
当日は秋田県林業研究研修センターの田村氏を講師に迎え、地域でも勢力を拡大している外来植物・ニセアカシアに関する講義も実施。
身近な自然環境について理解を深める機会となりました。

当日の流れ

参加者

一般参加者:15名(講師含む)/友の会メンバー:15名

タイムスケジュール

8:00 受付開始

8:40 会長あいさつ
– りんご三山の紹介
– 植物講座(金峰山の植生と、県の自然保全地域としての特徴)

9:30 秋田県林業研究研修センター 田村氏によるニセアカシア講座

10:30 クリーンアップスタート地点へ移動

11:40 男亀森入り口到着・昼食

12:20 金峰山ハイキング

14:00 下山、バスで交流センターへ移動

 

クリーンアップ&ハイキングスタート!

行動中は終始ゆっくりとしたペース。ゴミを拾いつつ、道沿いの植物を観察しながら進みました。


車道の両脇には、この時期らしい勢いある草木が茂り、さまざまな緑が折り重なる中、ときおり顔を出す花々の色に心が和みます。


可憐なムラサキシキブの花。

一見するとゴミは目立ちませんが、茂みの中を少し覗くだけで空き缶などが多数見つかりました。


人がゴミを捨てる「心理的に捨てやすい場所」があるという話も頷けます。


見つかりにくい場所を選んで捨てているのでしょう。

昨年の同時期に開催されたクリーンアップは雨模様で比較的涼しかったのに対し、今年はなかなかの蒸し暑さ。
集合時は湿度は高めながらも、涼しい風を感じることができましたが、その後気温はじわじわと上昇。

クリーン活動エリアにナースエイドを設置。

塩分補給の飴やタブレットを配布し、体調を崩す方もなく、全員が元気に金峰山ハイキングへ進むことができました。

男亀森入り口のコルでランチ休憩。

私たちが金亀稜線と呼んでいる、金峰山から男亀森につながる道は、事前に刈払いが行われており、とても歩きやすくなっていました。


途中、3メートルを超えるニセアカシアの木を発見。
これは以前試験的に伐採した個体で、田村氏の講義でその繁殖力や生育メカニズムを学んでいたこともあり、里山での急成長ぶりには驚かされました。

近くには、同じくらいの高さまで育ったホオノキもあり、今後どのような競争が起きるか興味深いです。

近年のナラ枯れによる伐採で丸裸になってしまった山にも少しずつ緑が戻ってきています。

現在りんご三山エリアは、天然更新による二次遷移の途中にあります。

森がゆっくりと息を吹き返すその日を思い描きながら、眼下に広がる町を見下ろしました。

自然と人との営みが、また静かに交わりますように。

金峰山の自然

ハイキングのハイライトは、なんといっても金峰山に続く美しいブナ林。

根元にはユキツバキが群生し、豊かな植生のコントラストに目を奪われます。
ブナとユキツバキが織りなすこの貴重な植生は、特に優れた自然環境として評価され、県の自然保全地域に指定されています。

なかでも「女王の座」と私たちが呼ぶふたごブナの腰掛けは、絶好の休憩スポット。


ここでコーヒーでも飲めたら最高だな、と皆で話しました。

急坂も、今野ガイドがつけてくれたステップに助けられ、安心して登ることができます。

最後の急登もがんばって山頂へ!お疲れ様でした!

活動を振り返って

りんご三山友の会では、里山と人とのつながりを育む一環として、クリーンアップ活動を行っています。

今回のイベントでは、参加者の皆さんと森を歩きながら交流を深めることができ、とても楽しいひとときとなりました。
今後も時期を変えながら継続的に活動を続け、森と人とのよりよい関係を育んでいきたいと考えています。

生活のすぐそばにある里山に足を運び、その移り変わりを感じながら自然と向き合うこと。
それがこの森を次世代へとつないでいく、私たちの小さな一歩になると感じています。

一方で、開催時期や会場での案内表示、ナースエイドの体制などにいくつか課題も見つかりました。
メンバーとこれらを共有し、改善を図りながら、次回の活動に生かしていきたいと思います。

 

 

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