会山行レポ@貝吹岳

2026年3月の会山行は、積雪期限定ルートで貝吹岳に登りました。

  • 日程:3月22日(日)
  • 天候:快晴(風弱い)
  • メンバー:7名
  • コースタイム:約3時間(休憩を含まない)
  • 累積標高差:約470m
  • 装備:スノーシューまたはワカン、ストック

貝吹岳は、秋田県仙北市と岩手県雫石町にまたがる標高992メートルの山。かつて軍事的な通信手段として法螺貝を吹き鳴らし、ふもとに情報を伝えたことが山の名前の由来とされています。

今回のリーダーは「のぶさん」です。

この日は快晴。風も弱く、絶好の登山日和となりました。

今年は雪解けが早いと言われていますが、貝吹岳周辺はまだまだ雪が豊富に残っており、スノーシューまたはワカンにストックが必須のコンディションです。

登り始め10分程はやや急登(トレースは明瞭ですが、ない場合も)。すぐに穏やかなブナの樹林帯へと入ります。雪に覆われた静かなブナ林は歩きやすく、気持ちの良い区間です。

ブナ林を抜けると視界が一気に開け、振り返ると秋田駒ヶ岳が堂々と姿を見せてくれます。

その後、再び樹林帯へ。雪庇が発達しているエリアのため、木が生えているラインより外に出ないよう注意しながら進みます。雪庇の張り出しは見た目以上に大きいため要注意です。

昨年の会山行では、季節外れのラッセルに苦労したとのこと。その時の話を聞きながら、今年の好条件のありがたさをかみしめます。悪天候や厳しいコンディションも振り返れば良い経験ですが、やはり晴天にはかないません。

やがて左奥に山頂付近の反射板が見えてきます。

ここからは右手の雪庇の上に上がり、広い尾根状の地形を進みます。

この日は視界良好でしたが、ガスや吹雪の際は下りるポイントが分かりにくくなるため注意が必要です。のぶさんがルート旗を設置してくれ、下山時の目印として非常に安心感がありました。

貝吹岳最大の難所は、樹林帯を横切る急斜面のトラバース区間です(下の写真右側)。雪質によっては滑落リスクもあります。この日は雪が締まっており、慎重に一歩ずつ進んで無事通過しました。

トラバースを越えれば、あとは反射板を目指しての登りです。

貝吹岳登頂!

山頂からは360度のパノラマが広がります。やや雲のかかっていた駒ヶ岳も次第にすっきりと姿を現してくれました。

和賀方面の山並みも美しく望むことができました。

山頂で小休止ののち、下山に入ります。

再びトラバースを慎重に通過しました。

開けた場所まで戻ったところで、ツェルト講習会を実施。雪とペグ代わりの棒を使った設営方法を学びました。

設営で特に難しかったのは形を作ること。生地をピンと張り、きれいな三角形を作ることで強度を保てるのですが、これがなかなかうまくいきません。

スコップで雪を掘り、掘りごたつのように空間を広げることで、内部の居住性が向上することも体感できました。

ザックを背にごろりと横になり、駒ヶ岳を眺めるひとときは格別。冬山ならではの楽しみを満喫しました。

積雪期ならではのルートと好天に恵まれ、非常に充実した山行となりました。

皆さん、お疲れさまでした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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